リベット打ち

リベットとはビスと同じように部品同士を繋ぐために使用します。但しビスと違ってリベットはそれ自体を変形させて止めるので、やり直しができません。主に大会直前、完成したマシンに対して試合中結合が外れないよう固定したいときに使います。
主な利点として、しっかり止まること、ビスを使うより軽くできるということがあります。
因みに自分は使ったことがありません。小学校の図工で使ったハトメみたいなもの(゚∀゚)?位に考えてます。


リベット打ちに使う工具等
リベット
ロボ研ではアルミのリベットを使っています。形状は先の尖っていない釘といった感じです。
尖ったピンが付いているのはハンドリベッター用。中空のリベットにピンが通っているようです。
リベット打ち器
正式名称不明。形状不明。リベットを打つ道具です。
見たことがないので何とも言えません`s(-・-;)
ハンマー
リベットをつぶすのに使います。
ハンドリベッター
ハンマー無しでリベット打ちができる工具です。
専用のリベットが必要で、そのリベットが高価なため、ほとんど使いません。
鉄床
鍛造に使うものすごく重い金属製の台です。この上でリベットを打ちます。


作業手順
リベット打ち器を用いる方法
  1. 部品の穴を合わせビスと同じようにリベットを通します。
  2. リベットの頭を下にして鉄床の上に置きます。
  3. リベットをリベット打ち器の穴に合わせます。
  4. リベット打ち器をハンマーで叩き、リベットの頭をつぶします。
  5. リベット打ち器を外しリベットを適当な長さで切ります。
  6. 切った部分をハンマーで叩きつぶします。

ハンドリベッターを用いる方法
  1. ハンドリベッターの先端を、使用するリベットの大きさに合わせて交換します。
  2. 専用リベットの尖っていない方を部品の穴に通します。
  3. リベットの尖っている方をリベッターの穴に奥まで差し込みます。
  4. リベッターのグリップを握り込みます。
  5. バチンという音がして、尖った部分が切れます。これで完了。
多分こういうこと↓だと思います。分かるかな?;

  • 強く叩きすぎると部品が曲がります。また、対象部品が柔らかい材質だと、穴が広がったり割れたりすることがあります。
  • やり直しがきかないので、取り付け位置の確認は慎重に行ってください。