前書き
|
当マニュアルの原本を制作したマニュアル編集委員、及び会長のお言葉です。
|
私は、1996年度で航専生活及びロボット研究同好会での生活が4年目を迎えました。
私たちロボット研究同好会は199?年度に発足して以来、会の目標として
『技術分野の新地開拓と伝統技術の蓄積及び伝承』
と言うのがあります。本マニュアルはこの目標のために作られました。
ある日、やはり1996年度で私と同じくロボ研4年目を迎える石松君が私にある提案を出してきました。それは次のようなものでした。『”作業マニュアル”という物を作れば技術の蓄積及び伝承が楽になるのでは?』そこで私は「面白い!!やってみよう」と答えた記憶があります。
それから少し後、彼は、本マニュアルと殆ど同じ内容の原稿を持ってきました。それから何度かの推敲の後、本書が完成しました。本マニュアルはとても素晴らしい内容と高いレベルで完成しているのでメンバー全員に配布してもまだ配り足りないくらいです。
読者の皆さんはロボット研究同好会のメンバーと思いますが、これを読んでロボ研の発展と自分自身のステータスアップにぜひこの作業マニュアルを活用してもらえることを望みます。
1996年7月1日
ロボット研究同好会 第6代会長
上原 明 |
|
このたび、ロボット研究同好会として作業マニュアルを発行することとなりました。このマニュアルは1年生の皆さんにロボットなどの製作作業に早く慣れてもらうため、基礎的な作業におけるちゅういや手順などを集め、まとめたものです。これにより、教える人によって伝えられるものが違うとか、人によって持っている技術が異なると言う状態が改善されると思っています。また、私たち同好会がどういう製作技術を持っているかと言うようなこともまとめてあります。ですから、これから新入生を指導するときに上級生が当たり前のようにできるように書いたつもりです。
また、私たちロボット研究同好会はロボットの製作技術を維持・発展しながら伝えていく団体です(多分)。このマニュアルはこの団体のためのものです。ですから、会員の皆さんが、このマニュアルを整理して発展させていって欲しいと思います。「新しい技術を確立した」とか「この作業はこうしたほうが効率がいいだろう」などという場合は、マニュアルに修正付け足しをたくさん行って広めることをすれば、私たち同好会の発展の助けになると思っています。
1996年7月1日
ロボット研究同好会作業マニュアル編集委員
石松 純 |
|
 |
 |
 |
 |